特別区協議会は特別区(東京23区)の自治の発展を目的として設立された公益財団法人です
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更新日:2024年1月5日
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One23Vol.55(2024冬号)掲載
本資料は、特別区協議会の資料室が1990年から2001年まで発行していた機関紙です。「危機管理」「生活の中のデザイン」「エイジ・フリー」など様々なテーマについて特集されており、自治体職員、大学教授、企業の代表、作家などの幅広い分野の有識者が執筆した記事や座談会の内容が掲載されています。
以下では、本資料のうち「情報化」について取り上げた号をご紹介します。
創刊号では、「情報化社会」について特集されています。
巻頭の記事では、情報化社会の本質は何か、それはどのように社会を変えていくのかをテーマとして、黒川和美氏(法政大学教授)、今田高俊氏(東京工業大学教授)、木下知己氏(日本総合研究所地域開発研究部長、主席研究員)、有田昌志氏(特別区協議会事務局長)による座談会の内容がまとめられています。
また、都市の国際化の先進的活動事例として、北九州市の研究機関などの事例が紹介されています。
※()内は発行当時の肩書
第12号の特集は「情報/メディア/都市」です。新しいメディアが発達し、身近なものになっていくなかで、情報化・メディアの進化について考えることがテーマとなっています。
地域の情報化に関する水越伸氏(東京大学社会情報研究所助教授)へのインタビュー内容をまとめた記事では、インターネットの普及によって「単純に文化の一元化が進む、というよりは、むしろ、多層化・多元化という方向が強い」「メディアの発達・普及で重要度が増すのは、経済や技術ではなく、「人」です」と述べられています。
※()内は発行当時の肩書
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