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更新日:2024年3月11日
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One23Vol.52(2023春号)掲載
東京港に関する資料をご紹介します。
東京都 昭和26(1951)年発行
本資料には、東京港の沿革や昭和20年代当時の現況が記載されています。東京港は、江戸時代の「江戸湊」が起源とされ、明治時代に隅田川口改良工事として築港が始まりました。大正時代にも、第二期、第三期の工事が行われ、昭和16年に開港しました。最盛期には「我が国港湾中第五位と云ふ主要港に躍進」したとあります。また、終戦後の新たな情勢の下で、港湾施設の整備強化のために「東京港修築五ヶ年計画」が昭和23年に決定されました。その予算(昭和26年度)は総額138億1495万円だったと記載されています。
≪昭和44年版≫ ≪昭和57年版≫
東京都港湾局 発行
本資料は、東京都港湾局が作成した東京港周辺の詳細図で、埋立地や将来開発予定の区域などが示されています。また、地図の裏面には、港湾設備に関するデータや、年次別の入港船舶隻数などの統計表が掲載されています。特別区自治情報・交流センターでは、昭和44年、46年、50年、51年、54年、57年版を所蔵しており、本資料から東京港の変遷をたどることができます。
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