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更新日:2024年3月11日

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所蔵資料蔵出し「新東京俺らが見物」

新東京01

昭和5(1930)年7月発行

One23Vol.48(2022春号)掲載

今回は、昭和5年発行の「新東京俺らが見物」を紹介します。本書が発行された昭和5年の東京は、東京市に15区が置かれていた時代です。本書は、地方から東京見物に来た父親が息子に15区を案内してもらった5日間を記録したという設定で、名所や地理を紹介しています。

麴町区(1日目)

麹町区は、現在の千代田区の一部にあたる区域です。本書では、下図のように東京駅前を出発し、丸の内、日比谷、永田町、赤坂見附から飯田橋駅までのルートが紹介されています。本文に「東京市中で銀行會社(かいしゃ)の多いところは、麴町と日本橋と神田と京橋の四區(く)で、全市の三分の二まで占めてゐます。」とあり、その中でも丸の内は東京で一番の密集地帯といわれるオフィス街でした。

新東京02

2日目から4日目は下記の区が紹介されています。

  • 2日目:神田区・日本橋区・本所区
  • 3日目:深川区・京橋区・芝区
  • 4日目:麻布区・赤坂区・四谷区・中込区・小石川区・本郷区

下谷区・浅草区(5日目)

下図は現在の台東区にあたる下谷区、浅草区を巡る行路図です。まず下谷区の上野周辺を散策し、地下鉄で浅草区まで向かっています。上野には美術館や帝国図書館などの文化施設があり、帝室博物館(現在の東京国立博物館)については、「庭園が宏大(こうだい)」で、「洋風建築が如何にも優雅で大きい感じがする」、さらに貴重な展示品を実際に見ることができるだけでも博物館へ入る甲斐があると紹介されています。

新東京03

お問い合わせ

所属課室:事業部調査研究課

電話番号:03-5210-9683

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