特別区協議会は特別区(東京23区)の自治の発展を目的として設立された公益財団法人です
ホーム > 所蔵資料・統計データ > 所蔵資料蔵出し > 所蔵資料蔵出し「電車自動車行程早わかり 新大東京区別町名交通便覧」「ポケット大東京案内」
更新日:2024年3月11日
ここから本文です。
One23Vol.51(2023冬号)掲載
昭和初期の東京の交通に関する資料をご紹介します。
九段書房 昭和15(1940)年発行
本書は、ポケットサイズの交通案内ハンドブックです。昭和15年当時の東京には35の区があり、本書には35区それぞれの町名と最寄りの東京市営電車の停留所、停留所からの距離が一覧で記載されています。付属の路線図と合わせて見ることで、目的地までの経路を調べることができます。
地人社 昭和6(1931)年発行
本書には、東京とその周辺の地域を98に分割した詳細な地図などが掲載されています。上は、飯田橋周辺の昭和6年頃の地図です。当時は「飯田町」という地名で、現在も残っている飯田橋駅のほかに、飯田町駅という駅があったことが分かります。「大東京の交通上最重の役割」をなしていた省線電車(鉄道省が管理していた電車)で、最初に開通したのが飯田町-中野間でした。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください