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更新日:2019年4月8日

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所蔵資料蔵出し「風俗画報」

風俗画報01

明治22(1889)年創刊

One23Vol.34(2018秋号)掲載

平成30(2018)年は、江戸から東京へと改称され、明治元(1868)年に東京府が開設されてから150年となる節目の年です。同じく明治時代に創刊され、大正5(1916)年まで全518冊が刊行された風俗画報のうち、今回は、創刊当時(明治22(1889)年)の紙面についてご紹介します。

風俗画報とは

風俗画報とは、日本画や写真を豊富に取り入れて、江戸・明治・大正時代の日常生活・出来事・世相等を紹介した日本初のグラフィック雑誌です。第1号には、発刊された趣旨として以下のようなことが書かれており、日本の歴史や文化を再認識し、後世に残していくことを意図として創刊されたことが読み取れます。

「人事を始め土木、工藝、器財、動物、植物其他遊戯の末に至るまで現時は勿論其捜索し得らるる限りは往古にも遡り歴史工藝の参考に供し沿革を知る用に宛てんとす」(第1号「發行主意書)

 

明治憲法発布式

風俗画報が創刊された明治22(1989)年には、明治憲法が公布されます(2月11日)。風俗画報第2号と第3号では、当時の憲法発布式の様子について取り上げており、発布式の様子を描いた絵画のほか、式典当日の次第について詳細に記されています。また、「幾百万の人民は宛ながら狂するが如く皆大典奉祝の用意に奔走」するととともに、「両陛下及び国家の萬歳を唱え君が代紀元節等の唱歌を謡う又數百本の煙火を打揚ぐる等」して憲法発布をお祝いする様子が紹介されています。

風俗画報02

第3号「大日本帝国憲法発布式場之図」

東京歳時記

風俗画報第3号では、「3月」の歳時記を紹介しています。下の絵は、墨田区向島の堤の景色です。手習いの師匠が弟子を引き連れて花見に来ていたり、扮装した芸人が様々な茶番狂言をして人々を笑わせるなど、桜並木を背景に花見でにぎわう様子がうかがえます。

このほかにも、江戸から続く様々な歴史や文化などが紹介されていますので、風俗画報で日本の歴史や文化をめぐってみてはいかがでしょうか。

風俗画報03

第3号「三月向嶋花見の図」

特別区自治情報・交流センターでは全巻を所蔵しています。

お問い合わせ

所属課室:事業部調査研究課

電話番号:03-5210-9783

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