特別区協議会は特別区(東京23区)の自治の発展を目的として設立された公益財団法人です
ホーム > 所蔵資料・統計データ > これ何の数字 > これ、なんの数字??439,959人
更新日:2024年8月1日
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特別区に関するトピックを数字から紹介する、これ、なんの数字??
439,959人は、2018年の特別区における外国人数です。
外国人人口は2017年から40万人を超えています。図1は、2000年以降の特別区の外国人数の推移です。外国人数は2011年までは緩やかに増加傾向を辿ってきましたが、2011年をピークに一旦減少したのち、2014年から増加に転じ、以降高い伸びを示しています。2018年の外国人数を2000年と比較すると、約18万人の増となっています。
また、2017年から2018年における増加状況を図2でみると、人口総数・日本人人口も共に微増していますが、外国人の増加率が大きく上回っています。増加数でみても外国人は約3万人の増で、全体の増加数の約3分の1を占めていることがわかります。この人口増加に占める外国人の割合を区別に見ると、中野区(70.2%)、足立区(69.5%)、をはじめとして5区が50%を超えており、外国人の増加数が全体の増加数に大きく寄与していることになります。一方で、千代田区(10.0%)、品川区(10.1%)のように10%程度の区もあり、区によって人口増加の状況が異なっていることもわかります。
このように見てくると、区によって状況の違いはありますが、特別区における外国人は近年増加傾向が顕著であり、人口総数の増加にも影響を及ぼしているということがわかります。今後も外国人数が増加していくかどうか興味深いところです。
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