特別区協議会は特別区(東京23区)の自治の発展を目的として設立された公益財団法人です
更新日:2024年4月8日
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平成25年10月18日(金曜日)東京区政会館にて都市交流事業シンポジウム「街道を通じた観光まちづくりと都市間交流~ 街道からの交流 ~」を開催しました。
今回のシンポジウムでは、コーディネーターに帝京大学経済学部教授 大下 茂 氏を迎え、旧宿場町を活用した観光まちづくりに取り組まれている方々によるパネルディスカッションが行われました。
「観光の起こりと観光まちづくりの原点~江戸中後期の旅文化と観光まちづくりとの接点」
大下氏より、シンポジウムの話題提供及びポイントとなる「景観」と「観光」の接点や、「共」の領域の復興など、地域の中に潜む力についてご講演いただきました。
パネリストから事例報告として、宿場の概要の紹介の後、宿場を観光やまちづくりの資源とするための地域での取り組みをお話しいただきました。
この事例を受け、地域の特徴的な取組や、まちづくりに対する苦労などについてパネルディスカッションが行われました。ディスカッションのまとめとして1.地域力の結集に向けての肝は、住民が住民を説得し、行政は住民の活動がスムーズに行えるように調整役と資金提供者になる、2.地域として新しいことに取り組む際には、「お祭り」にみられるような地域の流儀・作法を紐解いてみる、3.広域連携・都市間交流への期待と展開に向けては、近隣・テーマで連携を図るとよいのではないか、との提案が行われ、シンポジウムを終了いたしました。
帝京大学経済学部教授
大下 茂 氏
【参加人数:71名】
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