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更新日:2024年4月8日

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平成28年12月6日 社会福祉講座「子どもの貧困の連鎖を断ち切るために」を開催

平成28年度社会福祉講座「子どもの貧困の連鎖を断ち切るために」を開催しました。

今や日本人の6人に1人は貧困と言われています。貧困とは単に経済的問題にとどまらず、その人の健康や社会的人間関係にも影響を及ぼします。その中でも子どもの貧困は次世代、さらにその次世代へと連鎖し、問題をより一層複雑化させています。

本講座は2部に分けて開催し、第1部では、貧困問題を専門に調査・研究をしている首都大学東京子ども・若者貧困研究センターの特任研究員である小田川華子氏から、事例紹介、各種統計データを用いて世界から見た日本の貧困の現状などについてご説明いただきました。第2部では、全国の自治体に先駆けて地域の貧困対策に取り組んでいる足立区の秋生修一郎氏から、自治体としての貧困対策や、取組に対する姿勢などを紹介いただきました。

当日は、民間の福祉施設職員に加え、都内の区・市の自治体職員の参加があり、子どもの貧困問題への関心の高さが伺えました。

第1部

「子どもの貧困の連鎖を断ち切るために 就学前の子どもたちに注目して」

首都大学東京 子ども・若者貧困研究センター
特任研究員

小田川 華子氏

第2部

「未来へつなぐあだちプロジェクト」

足立区 政策経営部 子どもの貧困対策担当部長

秋生 修一郎氏

【参加人数:91名】

参加された方々からは、

  • 幼少期への介入の重要性や経済困窮以外の支援の重要性がとてもわかりやすかったです。子がどんな大人になっていくかを支援方針の大きな柱にしたいです。
  • 私が勤める自治体も足立区と似た現状やイメージを持たれているにも関わらず、子どもの貧困対策については全く取り組めていないので、非常に危機感を持ちました。
  • 貧困に対して私が仕事の中でできることはなんだろうと改めて考えなければと強く思いました。

などの感想をいただきました。

 

お問い合わせ

所属課室:事業部事業推進課

電話番号:03-5210-9914

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