特別区協議会は特別区(東京23区)の自治の発展を目的として設立された公益財団法人です
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更新日:2021年3月4日
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東京9区文化財古民家めぐり実行委員会を構成している9区は、かつて、江戸・東京の近郊に位置する農村地域でした。
この9区では、文化財に指定・登録された江戸時代以降の古民家が残されており、保存・公開されています。
実行委員会では、多くの皆様に各区の古民家を知っていただき、それぞれの古民家の特徴や、所在していた地域の歴史にも関心を寄せていただけるように「文化財古民家めぐり」を続けてきました。実物の古民家を見比べて、建物の構造や外観、室内の意匠、間取りなどを比較してみることで、古民家の特徴をより深く知っていただけるものと考えているからです。
令和2年12月、木造建築工匠の技がユネスコ無形文化遺産に登録されました。9区の古民家は、こうした伝統的な建築技術を使い建てられています。
今回の展示では、9区それぞれの古民家を知っていただき、実際に古民家を訪ねて新たな魅力を発見していただくきっかけとなれば幸いです。
【東京9区文化財古民家めぐり実行委員会】
足立区地域のちから推進部/板橋区教育委員会/江戸川区教育委員会/北区教育委員会/江東区地域振興部/杉並区教育委員会/世田谷区教育委員会/公益財団法人練馬区文化振興協会/目黒区教育委員会 *あいうえお順
本展示でご紹介している古民家は、足立区、板橋区、江戸川区、北区、江東区、杉並区、世田谷区、練馬区、目黒区の9つの区で残されてきた古民家を現地保存または移築保存し、一般公開している文化財建造物です。古民家は、建てられた時代や地域、その家の生業、村での役職などによって、間取りや意匠も異なります。
都内に現存する古民家を見較べることで、より一層古民家についての知識や魅力を知っていただけるのではとの思いから、2009年から古民家の保存活用に関わる担当者が集まり、「文化財古民家めぐり」を続けてきました。
私たち9区では、文化財建造物の保存・活用の一環として、合同の展示や解説会を開催する一方で、各古民家の運営や管理方法等を共有するための情報シートを作成し、維持・管理の改善に努めています。
さらに、古民家を保存・公開している9区以外の自治体との情報共有を図るために、「意見交換会」も開催してきました。
2012年からは、特別区協議会と共催した東京区政会館での展示も始まり、多くの方々に古民家を知っていただく努力を続けています。
1 9区の古民家の概要と見どころ
① 足立区
② 北区
③ 板橋区
④ 練馬区
⑤ 杉並区
⑥ 世田谷区
⑦ 目黒区
⑧ 江東区
⑨ 江戸川区
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