令和2年12月17日　令和2年度社会福祉講座「子ども虐待防止と児童相談所のあり方」

平成16年の児童福祉法改正により、市区町村が児童虐待の通告窓口とされ、平成28年には「特別区が児童相談所を設置できる」とする改正法が成立しました。

現在特別区では世田谷区、荒川区、江戸川区の3区が児童相談所を設置し、港区と中野区が令和3年の設置に向けた作業に入っています。

そこで今回は、大阪府での児童相談所勤務、厚生労働省での雇用均等・児童家庭局勤務を経て金沢市児童相談所の所長を務められ、現在は金沢星稜大学にて教鞭を執っておられる川並利治先生を迎え、「子ども虐待防止と児童相談所のあり方」と題し、現場の視点からみる児童相談所の実状や、特別区における児童相談所のあり方についてお話しいただきました。

【参加人数：63名】

参加された方々からは、

• 児相開設に向けて、ご経験から話される事例を交えて多岐にわたるお話を伺えて参考になりました。
• 法律の条文と具体的な事例を交えながらの講義で、とても分かりやすかったです。
• 人材の確保、育成など今後特別区が児相を設置していく中で重要な課題を改めて確認できました。

などの感想をいただきました。